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シミができる原因を知れば分かる!シミ対策に必要な事とは?

3大肌老化の一つ「シミ」は、若い時のケア不足のツケ

 

高校や大学時代の若い時は、日光に当たる時間も日焼けする機会が社会人よりも多いもの。毎日丁寧にスキンケアしたり、UVケアをきちんとするような紫外線対策に関する興味は薄くなりがち。

 

年齢が若い分、肌の生まれ変わりサイクルが短いため、特にスキンケアをきちんとしていなくても、肌はきめ細やかでトラブル知らず。なものだから、ますます肌ケアへの大切さが身近に感じれず、ついついケアを怠りがち。

 

ですが、若い時にどれだけきちんと紫外線対策をしてきたかで、「シミ」「しわ」「たるみ」という3大肌老化に、30歳以降から直面するかしないかが決まります。特にシミは、肌に現れた時点でかなりの年月を経ているので、現れたシミを消すのは時間と手間がかかります。

 

まだ10代20代の人は今はシミがなくても、30代以降の人で既にシミが現れている人は更に増やさないためにも、日頃からしっかりシミ対策を取るようにしましょう。

 

 

シミはどうやって出来る?シミができるメカニズムを解説

 

若い時にさぼってきた日焼け対策のツケが、シミという形で肌に現れてきます。どれだけ日に焼けても大丈夫だったのに、いつからか頬の部分にそばかすみたいな小さなシミがポツっと現れ、気付けばどんどん大きく濃く育っていく…。

 

これがシミの怖いところですが、どうやってシミが出来ていくのかメカニズムを理解しておくことが、シミを消すことへの近道にもなります。

 

では、シミはどうやって出来ていくのでしょうか?

 

皮膚を横からの断面図で見ると、上から「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層構造になっています。そして、さらに表皮はたくさんの細胞によって4層構造になっており、一番底になる「基底層」という部分にメラノサイトと呼ばれる細胞があります。

 

シミとは、肌を黒く見せる色素メラニンの集まりが皮膚表面に現れたものです。

 

原因は様々ですが、メラノサイト細胞が刺激を受けると、肌を黒く見せるメラニン色素をドンドン作り続けます。

 

通常であれば、表皮の一番底で出来たメラニンは、肌の新陳代謝(ターンオーバー)で新しい細胞に上へ上へと押し上げられて、分解されながらやがて消えて無くなります。ところが、加齢やスキンケア不足などで新陳代謝が鈍くなると、ドンドン作られるメラニンを一つ一つ皮膚の外に押し出せなくなり、メラニンが何層にも重なってしまいます。

 

何層にも重なったメラニン色素が肌表面に出てきたのがシミとなるのですが、メラニンの層が薄いほどシミは消しやすく、層が厚くなればなるほどシミを消すのに時間がかかります。

 

いかにメラニンの層を厚くしないように日頃から心掛けるかが、シミ対策の一番のポイントになります。

 

 

シミができる原因と種類について

 

メラニンの層を厚くしてしまう原因は様々ですが、大きく分けると、メラニン色素の過剰生成とターンオーバーの機能低下です。

 

 

メラニン色素が過剰生成される3つの理由

 

紫外線の浴び過ぎ

 

メラニン色素が過剰生成される一番の理由は、紫外線の浴び過ぎです。

 

紫外線には、皮膚の奥の方(真皮)まで届いて顔のシワやたるみの影響を及ぼすUVA波と、表皮までしか影響を及ぼさないが肌を日焼けさせてしまうUVB波があります。

 

紫外線は目に見えないものなので、肌が紫外線で侵されているという感覚をリアルに感じることができませんが、実は少しの紫外線を浴びただけでも、肌を赤くしたり水膨れが出来るような炎症が起きたり、活性酸素が大量に発生し、それらが細胞のDNAを破壊して細胞が癌化するなど、見えないところで様々な害を生じさせます。

 

そんな紫外線の害から守るために、メラノサイトでメラニン色素が作られます。メラニン色素はシミの元ではあるけれども、本来は私たちの肌を健康に保つために必要不可欠なものなのです。

 

とかくメラニン色素は悪者扱いされがちですが、メラニン色素があるからこそ、日焼けの炎症から肌を守ったり、活性酸素が細胞を癌化させるのを阻止してくれているのです。

 

ただ、過剰にメラニン色素が作られた時、作られ過ぎたメラニン色素がうまく肌の外に排出処理されず、表皮に残っていったものがシミの原因となってしまうのです。

 

紫外線の浴び過ぎによって出来るシミには、老人性色素斑・脂漏性角化症があります。老人性色素斑がシミの代表と言われるぐらい、最も多いタイプのシミになります。

 

 

摩擦による炎症

 

メラニン色素が過剰に生成される二番目の理由は、摩擦による炎症です。

 

普段当たり前のように行っている生活習慣で、以下のことに心当たりはありませんか?

 

  • 化粧を落とす時は、拭き取りタイプを毎日使っている
  • 毎日洗顔をする時に、手のひらで洗顔料を少し泡立てただけで洗っている
  • 美容液を塗りながら顔を入念にマッサージしている
  • リキッドファンデーションをムラにならないよう、何度も何度も塗り伸ばしている
  • ニキビや吹き出物を、つい手で触るクセがある
  • 虫さされの痒みを我慢できず掻き壊すまで掻いてしまう
  • 体を洗う時に、タオルでゴシゴシ洗っている

 

これらのように毎日なんとも思わずにしている行動が、実は肌にとってはマイナスになっています。

 

肌は摩擦の刺激を受けると、小さいながらも皮膚で炎症が起こります。その摩擦が繰り返し行われることで、小さな炎症がどんどん大きな炎症となり、その炎症を食い止めようと活性酸素が大量に発生します。

 

活性酸素は適量であれば体を守る必要な存在ですが、増えすぎると細胞を老化させてしまうため、活性酸素に好き勝手させないよう、メラニン色素が大量に作られるということになります。

 

摩擦による炎症が原因で出来るシミには、炎症性色素沈着があります。

 

 

女性ホルモンの乱れ

 

メラニン色素が無闇に作られる三番目の理由は、女性ホルモンのバランスが上手く取れなくなることにあります。

 

女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンの2種類があり、この2つのホルモンが優位・劣勢をバランスよく繰り返すことで、順調な生理が来て、肌もキレイに保つことができます。

 

生理前になると顔が脂っぽくなり、ニキビや吹き出物が出来やすくなりますよね。生理前は皮脂の分泌量を増やすプロゲステロンが優位に立つからで、プロゲステロンが優位に立つと、メラニン色素を作るメラノサイトに刺激を与えます。

 

メラノサイトが刺激を受けるとメラニン色素が作られるので、女性ホルモンのバランスが乱れて、プロゲステロンが優位に立つ期間の方が長くなってしまうと、メラニン色素の生成量が増えてしまうということに繋がります。

 

女性ホルモンの乱れによって出来るシミには、肝斑があります。

 

 

ターンオーバーの機能低下

 

シミとは切っても切れない関係のターンオーバー。ターンオーバーとは、古くなった皮膚細胞の下に新しい皮膚細胞が誕生し、古い皮膚から新しい皮膚へと生まれ変わることを言います。

 

一般的にターンオーバーのサイクルは平均して28日と言われていますが、それは20代の話。30代なら35日〜45日、40代なら45日〜55日、50代なら55日〜60日というように年齢が増えるつれ、ターンオーバーのサイクルもどんどん長くなります。

 

ターンオーバーにかかる日数が増えれば増えるほど、表皮で大量に増えたメラニン色素が剥がれ落ちるのに時間がかかり、シミになりやすくなります。

 

ターンオーバーが乱れる原因は加齢の他にもいろいろあります。例えば、睡眠不足・タバコの吸い過ぎ・アルコールの飲み過ぎ・偏食・ストレスなど、乱れた生活習慣も原因になります。

 

紫外線対策の不足や、日頃のスキンケア不足もターンオーバーの機能低下を招きます。

 

シミを助長させないためにも、ターンオーバーの機能を低下させないことが大切です。

 

 

毎日のシミ対策を忘れずに

 

シミで一番多い物と言えば、老人性色素斑です。

 

一番最初に顔にシミを見つけた時は、小さな薄茶色の点だったのでさほど気にせず過ごしていたら、気付けば大きさは1センチ前後にもなり、色も初めよりも濃い茶色になっていた…。

 

シミは育てば育つほど、消すのに時間と手間がかかります。いかに小さいうちに見つけて、薄いうちに対策をするかが重要です。

 

小さく薄いうちであれば、美白化粧品で十分シミを消すことも可能です。大きく目立つシミにまで育ってしまったら、美白化粧品だけでシミを消すのは時間と根気が必要です。もしくは皮膚科でシミ治療を受ければ消すことができます。

 

メイクでシミを隠す方法もありますが、顔の一番高い頬部にシミが出来ると、鏡を見る度にすぐに目につきますし、肌もくすんで老けて見えます。

 

今はシミに悩んでいない人は、今の手入れ次第で何年も先にシミに悩むかどうかが決まりますし、今現在シミに悩んでいる人は、さらにシミを濃くしてしまったり、新しいシミが出来るかが決まります。

 

日頃からしっかりと日焼け止めを塗ったり、日に焼けないような服装を心掛け、そして不摂生な生活習慣にならないよう注意して、シミをしっかり予防したいですね。