シミ肌改善ナビ

シミを消す化粧品はどれを選ぶのがベスト?

シミを消すには、美容皮膚科でレーザー治療を受ける方法、美白化粧品で消す方法、市販薬(サプリメント)を飲んで消す方法などがあります。

 

 

シミが出来た時、まず最初に試みるのは「いかに自分でシミを消せないだろうか」ということではないでしょうか。「皮膚科でシミ治療を受けるのは敷居が高い。まずは化粧品とかでどうにかしたい。」という時の自分でシミを消す方法をご紹介します。

 

 

化粧品で消せるシミと消せないシミがある

 

 

シミを化粧品で消したいのなら、美白成分が含まれた美白化粧品を使います。しかし、美白化粧品は全てのシミに対して有効なわけではありません。

 

 

メラニン色素の蓄積が原因で起こるシミ、老人性色素班・炎症性色素沈着・かんぱんであれば、美白化粧品での効果が期待されます。

 

 

メラニン色素は色々な原因で表皮の基底層で作り出されます。紫外線、炎症、摩擦、ストレス、ホルモンバランスの乱れなどを皮膚が受けた時、それらの刺激による害から皮膚を守ろうとしてメラニン色素が大量に生成されます。

 

 

刺激を受けた→一発でメラニン色素が大量発生!ということではなく、刺激を受けた後、数段階の過程を経てメラニン色素が作り出されていきます。

 

 

美白成分は、メラニン色素が出来上がるまでの数段階の過程のどこかでストップをかけてくれます。従って、メラニン色素が蓄積して出来たシミであれば美白製品は有効ですが、メラニン色素とは関係のないシミには効果がないと言うことになります。

 

 

美白成分にはいくつもの種類がある

 

 

メラニン色素が誕生するまで数段階の過程を経るということでしたよね。

 

 

大まかに数段階を説明すると、

 

 

1.外的刺激の害から肌を守るためにメラニン色素を作るよう指示が送られる。

 

2.メラニン色素を生成する酵素チロシナーゼが、メラノサイト内で作り出される。

 

3.メラノサイト内にあるチロシンがチロシナーゼによってメラニンに変えられる

 

 

ざっくり大きなくくりで捉えると、上記3つの段階を経てメラニン色素が作り出されます。

 

 

厚生労働省が美白効果を認可した「美白有効成分」は現在20種類程度あります。どの美白成分も、上記の3過程のどこかで効き目を発揮する成分ということになります。

 

 

美白化粧品は予防的に使うのが正しい使い方

 

 

商品に「美白に効果がある」と表記することができる厚生労働省が認定した美白有効成分は、メラニン色素ができるどこかの段階で力を発揮するものになります。

 

 

3段階を見て頂くと分かるよう、どれもメラニン色素が出来上がる前の段階になるため、本来の美白化粧品の役目は「メラニン色素が作られるのを阻止してシミを予防する」というシミ予防になります。

 

 

例えば、チロシンをメラニン色素に変えてしまうチロシナーゼに作用する美白成分には、リノール酸・アルブチン・コウジ酸・エラグ酸・ビタミンC誘導体・プラセンタ・ルシノールなどがあります。

 

 

メラニン色素を作り出すよう指令を出す物質に作用する美白成分には、カモミラET・トラネキサム酸・T-AMCHAなどがあります。

 

 

出来てしまったメラニン色素を肌のに排出するのを促す美白成分には、4-MSKやプラセンタエキスなどがあります。

 

 

このように一言で「美白」と言っても、それぞれ活躍する場所や目的が異なるのです。

 

 

美白化粧品を使ってもシミが消えない理由

 

 

これらの美白化粧品を数ヵ月使い続けているのにシミが一向に消えてなくならない。これは、密かに皮膚の奥でスタンバイしているシミ予備軍には実は効果を発揮しているが、すでに肌に現れてしまったシミに関しては目に見える効果を感じることが出来ず、全く意味のないことをしているように一見思えているだけなのです。

 

 

美白化粧品を使い続けているのに効果を感じられないという場合は、美白成分が自分のシミに合っていないということが考えられます。メラニン色素が出来るのを防ぐことにだけ着目した成分であれば、当然そこにしか作用しません。なので、すでにシミが出来ている人が使っても、今後出てくるかもしれないシミを退治することはできても、出来てしまっているシミには作用しないんです。

 

 

既にシミが出来ている場合には、メラニン色素を排泄する工程を促したり、メラニン色素を還元化して元の肌色に戻す作用を持つ美白有効成分を選ぶべきなんです。

 

 

既にシミが出来ている場合はビタミンC誘導体

 

 

では、どの美白成分を配合している物を選べばよいのでしょうか。

 

 

それはビタミンC誘導体です。

 

 

ビタミンC誘導体はかなりマルチな働きをしてくれます。メラニン色素が出来る過程を阻害したり、メラニン色素を還元化したり、メラニン色素が排泄されるのを手助けしてくれます。ビタミンC誘導体は化粧水や美容液など色々な化粧品に含まれていますが、商品によって配合されているビタミンC誘導体の種類や濃度が異なります。

 

 

水溶性ビタミンC誘導体

 

水と相性がとてもよく、素早く肌に浸透していく。

 

[成分表示名]
・リン酸アスコルビン酸
・アスコルビン酸グルコシド
・アスコルビルリン酸Na

 

 

油溶性ビタミンC誘導体

 

油と相性を良くし、クリームに配合しやすいようにしたもので、角質層にじっくりゆっくりと浸透されていく。

 

[成分表示名]
・テトラヘキシルデカン酸アスコルビル
・ステアリン酸アスコルビル

 

 

両性ビタミンC誘導体

 

水溶性と油溶性の両方を性質を持つハイブリッドなビタミンC誘導体。角質層に置くまでしっかり、且つ早く浸透していく。

 

[成分表示名]
・APPS(パルミチン酸アスコルビルリン酸)
・APIS(イソステアリルアスコルビルリン酸)

 

 

このように初めは化粧水に馴染みやすい水溶性ビタミンC誘導体が開発され、次に、クリームにも混ぜられるよう油溶性ビタミンC誘導体が登場し、さらには両方の良い所を取った高機能な両性ビタミンC誘導体が新たに開発されています。

 

 

自分の肌質に合わせて選ぼう

 

 

ビタミンC誘導体に3つの種類があると分かったところで、だったらハイブリッド効果の両性ビタミンC誘導体を選ぶでしょ!となるところですが、シミに効果を発揮してくれる半面、デメリットもあります。

 

 

それは高濃度のビタミンC誘導体は敏感肌や乾燥肌の人には刺激が強いかもしれないということです。

 

 

ビタミンC誘導体は実はシミだけではなく、ニキビ肌の人にも有効な成分で、皮脂分泌を押させる働きを持っています。乾燥肌の人はただでさえ皮脂量が少ないのに、その上更に皮脂分泌が抑制されると乾燥肌をひどくさせてしまうかもしれません。

 

 

乾燥肌や敏感肌の人で、両性ビタミンC誘導体を使ってみたい!という場合は、トライアル商品があれば、まずはそれで試してみることをお勧めします。それでやはり合わなかった〜という場合は、水溶性ビタミンC誘導体が配合されている化粧水を使うようにしましょう。

 

 

化粧水の成分表示は、濃度が高い順位表示されているので、水溶性ビタミンC誘導体の表示名であるリン酸アスコルビン酸が、成分表示の頭の方に明記されている商品を選ぶようにしましょう。